改めまして、ジョブシャドウイングって?
明日は島袋小学校6年生のジョブシャドウイング実施日です
今年度は実施が1学期という事で、
あっという間に本番です
児童は、明日のために(本当は
将来のために)
事前学習を行ってきました
児童もメンターも自己紹介シートを受け取り、ワクワクも
Maxだと思います
その勢いで、明日は
しっかり観察して来て下さい
私は、みんなの
結果報告を
楽しみにしていま~す
さて今更ながら、改めまして明日のジョブシャドウイング実施を前に
「ジョブシャドウイング」って何かを書き出してみたいと思います
ジョブ(JOB)は仕事ですね。
それをシャドウイング(Shadowing)影の様に後からついていくんですが、
ただくっ付いているのではなく、その人を
観察します。
つまり、
「働く人を影の様に観察する」これが
ジョブシャドウイングです
語学でよく耳にするシャドウイングは、聞いた文章をそのまま音読するのですが、
ジョブシャドウイングはコピーするのではなく
観察です。
そして、自分が観察して良いと思った事を
見習ったり真似たり、意識したり、気をつけたり
・・・と、今後の自分の人生に活かす
きっかけを作ります
実際にジョブする時に、シャドウイングしたことを
活かせるように観察する訳です
ちなみに、観察される方を
メンターさんと言います。
ギリシャ神話の中に出てくる「メントール」という教師の名前が語源だそうで、
師匠とか教育者、助言者という意味です。
また、ジョブシャドウイングはメンターさんと
1vs1の観察授業です。
ここも他の職場体験やインターンシップ、職場見学と
違うところになります。
仕事というより、
仕事をしている人を観察するのがジョブシャドウイングです
そう考えると、自然にジョブシャドウイングしてる人、いるんじゃないですか
職人のたまごは、
習うのではなく、先輩職人を
観察して技術を盗んで覚えたと言います。
いろんな事を観察して、
自分の糧に出来るとイイですね
でも、「たった2時間見てるだけでどうすんの?意味あるの?」とおっしゃる方もいますが、
たった2時間でも
意識して観察することで
発見する事ってあるんです
人って意外と周りを
見てないんですよね。
意識して観るだけでも違うと思うんです。
特に児童は、
観察する意味やポイントを事前学習で学んでいます。
基本1vs1の実施なので友達に甘えることもできません
それぞれが
自覚をもって自力で観察シートを記入するしか方法はありません
実施が終わった後、「あっという間だった」「もっと時間があれば良かった」というメンターさんの声に、
児童も「もっとやりたい」「他のところに行ってみたい」と名残惜しいセリフが多々出ます。
気持ちは分からなくもないですが、人間、
腹八分目がちょうど良いのです(笑)。
「職場体験でも良いのでは?」との声もありますが、
職場体験だと、自分が
体験することに精一杯で、周りの状況を観察する余裕がないそうです。
働いている人にスポットを当て、その
人を中心に働いている大人の世界を観察する。
その上で、職場体験をしたら、観察したことが体験で活かせるかもしれないですね
学校キャリア教育だけでなく、職場でも社員教育などに取り入れられているジョブシャドウイング。
・・・奥が深いですね
何だか文章にまとまりがなくなってきましたが
ジョブシャドウイングが少しでも児童の
好奇心を引き出すきっかけとなればいいな~
では、明日の本番、まずは晴れますように
そして53名全員揃って、何事もなく無事に実施できますように
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